2009年10月16日 (金)
- 1 ◆newsSM/aEE @きよたろーφφφ ★ 2009/10/15(木) 22:34:48 ID:???
- 『仏陀再誕』25点(100点満点中)
2009年10月17日(土)公開 2009年/日本/カラー/114分/配給:東映
原作/大川隆法『仏陀再誕』 監督/石山タカ明 脚本/大川宏洋
声の出演:子安武人 小清水亜美 吉野裕行 白石涼子 置鮎龍太郎
【悟りにチャレンジ】
『仏陀再誕』は、この秋300万人の動員を目標とする、日本アニメーション期待の超話題作である。
女子高生、天河小夜子(声:小清水亜美)は、名物記者の金元にあこがれ、ジャーナリストを目指している。ところがその金元が自殺して以来、彼女には霊のようなものが見えるように。一方、ある宗教団体の教祖は奇跡を連発、テレビで大人気となるが……。
子安武人や銀河万丈、三石琴乃といった実力派声優と、業界有数のVFXスタッフをそろえた、まさにジャパンアニメーションの総力を結集した超大作。
エル・カンターレことブッダの生まれ変わり、大川隆法(幸福の科学)が製作総指揮として、自らの大ベストセラーを息子の大川宏洋脚本でアニメ化したものである。
「幸福の科学」といえば、先日衆院選にもチャレンジし、民主党にわずか及ばず惜敗を喫したものの、これまで合計6本のアニメ映画を製作しており、その資金力、企画力には定評がある。今回も、300万人もの動員をぶちあげ、興収ランキング1位を狙う。国内では、角川が社運をかけた実写大作の「沈まぬ太陽」でさえ、組織動員は50万人程度が限度とされている。いかにこの目標が物凄いかわかるだろう。
(中略)
ユダヤ人の霊が日本語でしゃべっていたり、チラシとパンフのストーリー紹介がまるっきり別物だったり、さりげない入浴シーンがあったりと、見所をあげたらきりがない。ネタバレを気にせず突っ込みを入れられる一般ブロガーにとって、これほど美味しい作品はほかにない。われこそはと思う勇者は、メモ片手に初日の初回に行くべきだ。
個人的には、大川隆法作詞のエンディングテーマ「悟りにチャレンジ」の、強烈なインパクトにしてやられた。エンドロールには協賛企業の名前がずらずら並び、いろいろな意味で目が離せない。最初から最後まで楽しめるアニメーション長編。
この秋、きみもぼくも、悟りにチャレンジだ。
■得点の目安
90点以上……必見の傑作
80点代……自信のオススメ品
70点代……満足度高めな一品
60点代……見て損はない程度のレベル
50点代……平凡・平均的
40点代……イマイチな印象
30点代……見る人をかなり選ぶか、つまらない映画
20点代……普通に見たらがっかりする映画
19点以下……むしろダメっぷりをみるしかない映画
超映画批評
http://movie.maeda-y.com/movie/01367.htm
| ホーム |